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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第3章 花守乙帆 39歳①特濃フェロモン妻
(これは…!)

 咲き乱れる花びらと蜜酒の芳香に守られた、乙帆の女の園の香りは、意外にも濃厚なミルク臭だった。

いや、ただのミルク臭ではない。かなり塩気が強く、発酵した感じもする。

 そうだ、これは、カマンベールチーズの匂いに近いのだ。舌にぺちょっと吸い付いてくる柔肉の感触といい、乙帆の秘肉は、香気豊かに熟成された生チーズそのものなのだ。

 だがもちろんそこには、尿のアンモニアや血、花の香りの汗の臭いも混じっている。つまり、それらが混然となった乙帆の性臭は、これまでに嗅いだことのないくらいに猥雑であると言うことだ。

「すっごいエロいニオイと味だよ…」

 ずばり佐伯が言うと、乙帆は耳まで真っ赤にして、小刻みに腿を震わせた。

「色も形もエロい肉厚のおまんこだ。あんまり見られたことないなんてもったいない、これならどんな男の人でも喜んで舐めるよ」

「いやあーっ…言わないでそんなっ、えっちなこと…お願い、いじめないで…」

 不安定な片足立ちは、ここまでだ。

 佐伯は座布団を引き、そこへ乙帆に尻餅をつかせた。寝具を使わないのが、また卑猥だった。日常使いの深紫の座布団の上で、むっちり大股を開いた乙帆の肉体は輝くように白い餅肌の肉塊だ。

 つんとする酸味と塩気のする乙帆の生殖器を、佐伯はさらに賞味した。

 肉の庇に隠れたクリトリスを吸い出して舌で弾き、唇の肉でラビアを引っ張り、柔肉との溝を舌でこそぐように刺激した。
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