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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第3章 花守乙帆 39歳①特濃フェロモン妻
 挿入は正常位にした。乙帆は、亡夫とこの体位でしか行っていない。だから乙帆自身が、何か言われる前に自然に仰向けになる姿勢になったのだ。

「両手をお尻の方から回して、あそこを開いてみて下さい」

 せめて佐伯好みに、それはお願いした。

「アア…また、丸見えにしてる…」

 腿の裏からラビアを開くだけで、乙帆はショックを受けたように、羞恥をつぶやいていた。ただ、その言葉の割りには、ラビアの内側はすでに愛液でヌメヌメになり、昼下がりの外光を受けて光っていた。

「どうぞ…あの、ゆっくり来て下さいね…」

 乙帆がまだ慣れないように言うと、佐伯はさらに乙帆を辱しめた。

「そうじゃないでしょう。乙帆さん、欲しいなら自分でおちんちんお迎えして」

「え…!」

 同じ正常位でも、旦那がしなかった要求のはずだ。

「そんな…佐伯さん、女の方から入れるなんて…」

 案の定、ふしだらな行為には抵抗があるようだ。

「欲しいのは、乙帆さんの方でしょう?」

 佐伯は、ずばりと言った。

「それなら乙帆さんの方から、僕のを迎え入れるのが、筋じゃないかなあ」

「佐伯さん…意地悪」

 と、言いながらも乙帆はここまで来て我慢できなかったのか、すぐにラビアをつまんでいた右手を放し、佐伯のペニスの首根っこを掴んで、自らの雌穴に押し当てた。

「ここです…ああん、早く、入れてえ!」

 いつまで経っても佐伯は、腰を進めない。なので乙帆の手の中でぬるぬる亀頭は暴れ、膣口をなぶったり、クリトリスを押し潰したりした。

「やあん!どうしたら、入れてくれるんですか…?」

「頂きますのご挨拶がないですね」

 佐伯はあくまで、空とぼけて言った。ここへきて最後の辱しめの口上を、口伝えに言わせる気である。

「分かりました…いっ、頂きます。乙帆のおまんこで、佐伯さんのおちんちんご馳走になります…」
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