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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第5章 花守乙帆 39歳③羞恥責め肛虐妻
「いやーっ、佐伯さん…どうしてじっと見てるんですか?わたしの顔…何かついてますか?」

 それから乙帆は、じっとこちらを見つめ続けている佐伯の視線に気づいたようだった。

「いや、今朝の乙帆さん本当に綺麗だなと思ってさ」

「そんな…急に優しくされても困ります。…佐伯さん、意地悪だから。本当は何を考えているんですか…?」

 本心をそのまま述べたのだが、乙帆はその通りには受け取らなかったようだ。

「そうだね。そりゃどうやって今日は乙帆さんを美味しく頂こうかって、ずっと考えてるんだ」

「…食事中はやめてくださいね…」

 心配そうに乙帆は、そそる上目遣いをしてくる。

「もちろん。朝ご飯は、特にゆっくり味わってよく食べないとね。…乙帆さん、今日は外に出るから体力をつけておいた方がいいよ」

「お外?…あああ、今日はお外でいじめるつもりなんですね?あんまりひどいことしないで下さい…」

「そう言われると、腕のふるいがいがあるな」

 佐伯が言うと、乙帆は困ったような顔をした。何も応えないその顔が朝日の中でほんのり、羞恥に染まって上気して、何ともこたえられない。

 金色の産毛をかすかに震わせた乙帆の羞恥とそれに伴う快感への戸惑いにたえる表情には、あどけない女の子のそれとはまた違う、初々しさすら感じられる。

 こうなると乙帆に責めを施すのは、無垢な少女の性感を冒すよりも、なお、背徳的に思える。

 (どうやって、いじめてやろうか…)

 佐伯の頭の中は、すでに二日目のプランでいっぱいになっているようだった。
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