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陽炎日記
第3章 カスミ
 電話帳を操作してカスミの電話番号とメールアドレスを表示させて写真をパチリ。
 元通りにスマホを設置して部屋を後にした。
 
 少し遠回りして自宅に帰ると大急ぎでパソコンに向かう。カスミの裸体を撮った動画や写真を移して編集、修正を行う。特に動画は無修正版、顔モザイク版、顔+局部モザイク版。更に其々のロングバージョンからショートバージョン。股間のみのバージョンと数パターンの作品にするのでこれだけで徹夜になった。全ての作品をUUSB メモリーに入れ終わった頃には日が昇り始発電車が走っていた。
 一寝入りするかと布団に潜り込むとあっという間もなく泥のような眠p目が醒めて時計を見ると15時を回っていた。実に10時間以上寝ていた事になる。
 眠気覚ましに熱いrを浴びcjxbx187@ybb.ne.jp
を着替えると仕事で履いた靴をゴミ袋に投げ入れる。証拠隠滅は早いに越したことはない。
 玄関口に積んでいた箱からさっきの靴とは別会社の物を選んで取り出す。明日が燃えるゴミの日だから今日1日バレなければ靴から足がつく心配はなくなる。
 真新しい靴を履きブラリと外に出る。取り敢えず腹ごしらえだ。折角泡銭が手に入ったんだ。今日は贅沢しよう。拉麺、餃子、半チャーハンのセット。これに決まりだな。
 我ながら貧乏臭いとは思うのだが数万円するホテルのディナーよりも町のラーメン屋さんの方が美味いと思うのだから仕方がない。
 馴染みの店の暖簾を潜りテーブル席に座る。お冷やを持ってきたおばちゃんに注文して懐からスマホを取り出す。
 これは知り合いのヤクザ経由で手に入れた赤の他人名義のプリペイド携帯だ。少々値は張るが身元を知られたくない相手との連絡用に何台か購入している。どんなに日本警察が優秀でもこのスマホから俺にたどり着くことは不可能だ。
 メール画面を開き短い文章に写真を二枚添付する。送り先はこのスマホの電話帳唯一の登録者「須賀谷カスミ」だ。
 二度推敲してから送信。さて、リアクションがたのしみだ。
 スマホのメール着信音が鳴ったのは送信してから15分程してからだった。最後に残った餃子を頬張ってメールを開く。
 『あなたは誰です?写真を返して下さい。』
 短い文章から恐怖と憤りが感じ取れる。まあそれも仕方がないだろう。
 
 
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