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陽炎日記
第3章 カスミ
 が、それがもどかしかったのだろう。空いていた左手が胸に伸びてきたので慌てて場所を明け渡す。
 自分の胸をまさぐる手は意外に荒々しい。顔に似合わず激しいオナニーがお好みらしい。
 身体を再び下半身の方に移動させるとやはりスマホは倒れていた。
 それを右手に持つと左の小指を指切りするように立てて咥えたっぷりと唾をまぶす。
 それを愛液で濡れた秘裂を割るように会陰からなぞり膣口に当てる。
 カスミはクリトリス派のようで膣には全く指を這わさない。多分膣の中に生理用タンポンすら挿入た事がないのではないだろうか?前人未到と思われる秘境に小指を第1関節まで挿入てみる。
 病気のせいか性的興奮のせいか。膣は小指が火傷しそうに熱く愛液でドロドロに蕩けている。痛みを与えないようにその場で小指を鶺鴒の尾の様に震わす。
 乳首を弄ったりクリトリスを撫でたりするのとは根本的に違う深く重い性交に直結する感覚にビクリと腰が跳ね上がる。その弾みで指が更に奥に進んでしまう。
 「ハアァ~ン!」
 痛みより未知の快感の方が強かったのだろう。一際高い喘ぎが上がる。
 第2関節まで収まった指をそのままに手首を回転させて膣壁を丸く撫でてやる。
 カスミの手が更なる快楽を求めてクリトリスを激しく擦る。
 スマホにはオマンコに男の指を咥え込みながらも手淫に耽る乙女の様子が確りと映っている。これは傑作。ベネチア映画祭にAV部門があれば間違いなく金獅子賞物だ。
 撮影に専念する為にオマンコから指を抜くと快楽が無くなった部位が寂しくなったのか胸を弄っていた左手が延びてきて人差し指が蜜壺の中に消えていく。
 快感を生み出すポイントを漁って動き回る指に合わせて呼吸が短く荒くなっていく。
 そろそろか?
 生唾を呑みながらスマホを構えて待っていると
 「アァ~ン!」
 大きく叫ぶとカスミの腰がビクビクと震え首を支点に背を反らしブリッジのまま暫く硬直するとすぐに全身から力が抜けてだらしなく弛緩する。
 逝ったな。
 派手な絶頂を見届け撮影を終える。
 再び手袋を嵌めると勉強机に目をやる。
 あった、あった。充電器に繋がったカスミのスマホだ。
 取り上げみるとロックが掛かっている。
 物は試しだ。今までクリトリスを弄ってた右手を取り親指を液晶に当ててみる。
 1秒と待たずに画面が切り替わる。後は簡単だ。
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