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見えない男の淫乱物語
第6章 アルバイトの杏子

さて、他にいい女はいないかと
幸太郎は辺りを見回して物色してみたが

女湯に忍び込んだときと同様に
老人会のような有様だった。


幸太郎の女性選びのストライクゾーンは広めだが
やはり還暦オーバーの女では
ペニスのアンテナが反応しそうにもなかった。

美熟女さまと彩子を執拗に追いかけ回すのも良いが
せっかく透明人間になれたのだから
いろんな女と接触したいと思った。


『仕方ない、場所を変更するか…』

移動が徒歩しか手段がないので
気が重かったが
贅沢も言ってられない。

出口に向かおうと館内をうろついていると、

先ほど露天風呂エリアの休憩室で
熟女二人をたしなめた女性が
従業員専用更衣室に入っていくところだった。


『おっと!獲物を見つけたぜ』

幸太郎は閉じられようとする更衣室の
ドアの隙間から飛び込んだ。

誰かが部屋に入ったような気配を
杏子は感じ取ったが
見回してみても更衣室には杏子一人だった。

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