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見えない男の淫乱物語
第8章 高校教師

「えっ?」 

驚いて振り向いてみたが、
そこには誰もいなかった。

しかし、微かだが再び懐かしい声がした。

「明人くん。これが化学の勝利だよ」

そのセリフを聞いて明人は
ハッキリと思い出した。

「先生?村松先生?…」

振り返って気配を追おうとしたが、
すでに気配は消えていた。

それよりも飯島栄子先生だ。

明人は栄子が倒れこんでいる個室に飛び込み
栄子を抱き起こした。

上体を抱き起こした振動で
無防備な栄子の股間から
ドクドクと尋常ではない量の精液とおぼしき
白濁の液体が吹き零れてきた。

たちまち個室の中は
栄子のフレグランスの香りが負けて
明人もよく知っている栗の花の香りが充満した。

『これは精液?それにしても何故…?』

まるで何人もの男に中だしされたかのような
大量のザーメンが次から次へとこぼれ出てくる。

明人は自分のブレザーを脱いで
栄子の裸体を隠してやり
抱きかかえると保健室に直行した。

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