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見えない男の淫乱物語
第9章 明人先輩

『何がどうなっているんだ?』

直前にコールしてきた堀越聖子といい、
すれ違い様に投げ掛けてきた
村松幸太郎の声といい

すべての答えは
ゼミの実験室にあるような気がして
栄子を保健室のベッドに寝かせると
大急ぎで母校の実験室に向かった。



明人が大学に到着したのは日も落ちて
キャンバス内はひっそりと静まり返っていた。

村松教授の実験室に辿り着いたが、
照明もついてなく真っ暗だった。

真っ暗な実験室の片隅に
堀越聖子がうずくまって
クスンクスンと泣いていた。

真っ暗な実験室の中にいても
白くなった髪の毛と
透き通るような白い肌のせいで
そこだけスポットライトを浴びたかのように
彼女は暗闇の中で際立っていた。


「これは…いったいどうしちまったんだ?」

聖子の元に駆け寄り肩を抱いてやると
文字通りすがり付くような勢いで
しがみついてきた。

「もう、元には戻れないのかしら」

いや、先天性ではなく
急性なのだから何か方法があるはずだ
そう言ってやると

「お願いします!先輩だけが頼りなんです!」
とぎゅ~っと抱きついた。

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