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兄と妹~本能のおもむくままに~
第5章 義姉として妻の嫉妬

その声の大きさは美穂にだけでなく
きっと隣近所にさえ届いていたかもしれない。

啓司の手が尻から再び腰に移り、
明美の体をグッと自分の股間に引き寄せた。

次の瞬間、とんでもなく熱い波動が
明美の子宮を撃ち抜いた。 

『妊娠したわ』

女だけにわかる確かな手応えだった。


『気持ちいい…』 

中に出すのがこんなにも気持ちいいとは…

おまんこの余韻に浸りながら
啓司はゆっくりとペニスを引き抜く。

後を追うようにトロリと精液が流れ落ちる。

明美は甲斐甲斐しく
啓司のペニスを綺麗に洗ってくれる。

愛しむように丁寧に洗ってくれるものだから
ペニスが再び勃起し始める。


「今夜のあなた、凄いわ」

シャボンをシャワーで洗い流して
勃起したペニスを口に咥える明美…

『明美…すまない…』

明美を抱きながらも
啓司は心の中で美穂を抱いていた。

初めて触れた妹のおまんこの
滑らかさの余韻が指に残っていた。

『あいつ、誰にバージンを捧げたんだ?
どこかの馬の骨に処女膜を破られるのなら
俺が直々に貫通してやればよかった』


啓司は明美を愛している。

それ以上に本音は美穂を愛していた。

ご近所の昔からの馴染みの方は
二人が血の繋がりのない兄妹だと知っているが
最近知り合った人たちは
兄と妹がデキてしまったと聞けば
不潔に思うだろう。

啓司は愛欲に流されるよりも
世間体の目を気にしていた。




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