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兄と妹~本能のおもむくままに~
第6章 それぞれの愛

明美と伸二が寝室で抱き合っている頃、

美穂はこっそり自宅のドアを開けて
中へ入ってきた。


『うまく犯してくれてるかしら?』

玄関に目をやると、
汚い伸二のズックシューズが
脱ぎ捨てられていた。


それにしてはおかしい…

犯しているのなら
義姉の悲鳴もドタバタと暴れる音もしない。

怖じ気づいて二人仲良く
お茶でもしていたりして…


そう思ったが会話の声すら漏れてこない。

美穂は忍び足でリビングを覗いた。

テーブルにはグラスと菓子が置かれているけど
そこには二人の姿はなかった。


『どこにいるの?』

録画するためのスマホを握りしめながら
美穂は呆然と立ちすくんだ。

艶かしい義姉の声が
寝室から聞こえてきたからだ。

『なに?なにがどうなっているの?』

美穂は音を立てないように寝室に近づいて
少しだけドアを開けて中を覗いた。



「おまんこ、見たい?」

明美はそう言うと伸二はウンと頷いた。

「ああん…主人以外の男に
おまんこを見せるのって
こんなにも恥ずかしくて、
こんなにもいやらしいだなんて…」

恥ずかしいと言いながらも
見せることに興奮するのか

脚をM字に開いてベッドに寝そべり
たっぷりと見てくれとばかりに
両手で陰唇をぐいっと左右に開いた。 

『すげえ!グショグショじゃん!』

満開に開いた花弁は蜜蜂を誘うように
甘い蜜をタラタラと流していた。


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