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兄と妹~本能のおもむくままに~
第6章 それぞれの愛
壁越しのセックスを聞いているときは
男と女の艶かしい声や
ベッドの軋み音は聞こえても
男女の結合部のいやらしい音が
聞こえていなかった。
だが、数メートル先で抱き合う
男女の結合部から
じゅぽじゅぽ、ぐちゅぐちゅという
抜き差ししている性のメロディに
美穂のおまんこは熱く濡れ、
頭はボーッとしていた。
今すぐ撮影などという姑息な事などせずに
衣服を脱ぎ捨てて
同じようにベッドに這い上がり
自分を女にした伸二の肉棒を舐め、
兄を横取りした憎い女の女陰に
指を突き立ててやりたくなった。
『それにしても、何て気持ち良さそうな…』
バージンを捨ててしまえば
もう痛みはないのかしら?
私もああいう風に
気持ち良さそうに声を上げれるのかしら?
片手でスマホ撮影しながら
片方の手でショーツを引き上げて
股間に食い込ませてみた。
「うっ…!」
思わず声を漏らしてしまうほど
食い込んだ布地に擦られたおまんこが
気持ちよかった。
その気持ち良さったら
兄夫婦のセックスを盗み聞きして
オナニーした比ではなかった。
『男を知ってしまうと
こんなにも敏感になるのね…』
ショーツを食い込ませたまま
美穂は指で
くっきりと浮かんだマンスジをなぞった。