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兄と妹~本能のおもむくままに~
第6章 それぞれの愛
「ああん!」
思わず大きなあえぎ声が出てしまった。
美穂はスマホを放り出して、
手で口を押さえた。
録画はもう十分撮ったのだから
目の前で繰り広げられているセックスを
堪能したかった。
美穂はしゃがみながら部屋に侵入した。
ベッドの足元に屈むみこんで
まじまじと男女の結合部を観察する。
『まあ!何ていやらしいのかしら…』
自分を女にした男のペニスが
兄嫁のおまんこに行ったり来たりしている。
その度に"ぐちゅぐちゅ"と
艶かしい音が美穂の耳に飛び込んでくる。
『あのおちんちんが昨夜、
私を女にしたんだわ』
そう思って眺めると、愛液を絡めて
テカテカと濡れ光っているペニスが愛しくなる。
『欲しい…
逞しいカチカチのおちんちんが欲しい…』
処女を捨てて、初めて男が欲しいと思った。
まさに本当の意味での
性欲に目覚めた瞬間だった。
美穂は指を咥えて唾液で湿らせた。
そして躊躇なくその指を自分の秘穴に沈めた。
昨日までは指の侵入を拒む
処女膜の抵抗があったのだが
女になった今は何の抵抗もなく
奥へ奥へと指を呑み込もうとする。