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ラブホ遊び~求め合う男と女~
第3章 追い求める心
。。。。。。。。。
『俺はいったい何をしているんだ…』
会えるかどうかわからないのに
元カレの浩二は
真智子のマンションの前に車を停めて
マンションの入口をボーッと眺めていた。
五分、十分と時間だけが流れて行く。
さほど交通量の多くない道路でも
こうして駐車していると後続車の邪魔になる。
邪魔だとばかりに
露骨に大きくクラクションを鳴らしながら
通りすぎる車もあった。
逢いたいという思いが天に届いたのか、
しばらくするとベビーカーに娘を乗せて
真智子が現れた。
「真智子!」
ご近所の誰が見てるかもわからないのに
彼は大きな声で真智子を呼び止めた。
「浩二?」
あの日から、
また会いたいと思い焦がれた元カレが
会いに来てくれた!
真智子は早足で彼の車に近づいた。
「さあ、乗って!」
ベビーカーを畳んで車に載せると
娘を抱いた真智子を助手席に乗せて
彼はホテルを目指して車を走らせた。
「章子を…娘を保育園に…」
送り届けたいんですけどと言ったけど
浩二は無視します。
「一緒にホテルに連れていけばいい」
寄り道をするわずかな時間さえ
浩二はもったいないと感じたのです。
幸いなことに娘の章子は真智子の腕のなかで
すやすやと眠り始めました。
『俺はいったい何をしているんだ…』
会えるかどうかわからないのに
元カレの浩二は
真智子のマンションの前に車を停めて
マンションの入口をボーッと眺めていた。
五分、十分と時間だけが流れて行く。
さほど交通量の多くない道路でも
こうして駐車していると後続車の邪魔になる。
邪魔だとばかりに
露骨に大きくクラクションを鳴らしながら
通りすぎる車もあった。
逢いたいという思いが天に届いたのか、
しばらくするとベビーカーに娘を乗せて
真智子が現れた。
「真智子!」
ご近所の誰が見てるかもわからないのに
彼は大きな声で真智子を呼び止めた。
「浩二?」
あの日から、
また会いたいと思い焦がれた元カレが
会いに来てくれた!
真智子は早足で彼の車に近づいた。
「さあ、乗って!」
ベビーカーを畳んで車に載せると
娘を抱いた真智子を助手席に乗せて
彼はホテルを目指して車を走らせた。
「章子を…娘を保育園に…」
送り届けたいんですけどと言ったけど
浩二は無視します。
「一緒にホテルに連れていけばいい」
寄り道をするわずかな時間さえ
浩二はもったいないと感じたのです。
幸いなことに娘の章子は真智子の腕のなかで
すやすやと眠り始めました。