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ラブホ遊び~求め合う男と女~
第3章 追い求める心
彼の運転が上手なのか、
よほどいい車なのか、
娘の章子は揺れを心地良く思ったのか
スヤスヤと眠ってしまった。
「何歳だっけ?」
唐突に浩二が聞いてきます。
「何言ってるのよ、
あなたの一年後輩だから
今年で30歳よ」
変なことを聞く人ねと
真智子はクスクスと笑った。
「真智子じゃないよ、娘さんだよ」
「あらいやだ…私ったら…
娘は二歳になったばかりよ」
「そっかあ~、真智子に似て可愛いなあ」
チラリと横目で娘の章子を顔を見て
子供好きの浩二は穏やかに微笑んだ。
ほどなくしてラブホテルに到着した。
このまま車の中で
寝かせておく訳にもいかないので
娘を抱いたままラブホの部屋に入った。
ベッドに寝かせてあげるといいよと
浩二は言った。
「じゃあ、私たちは?」
「ソファでもバスルームでもいいじゃないか」
「そうね…ねえ、この前は
一緒に入浴出来なかったから
今日は一緒にお風呂に入りたいわ」
「よし。ついでに洗いっこもしよう」
バスタブにお湯が溜まるまでソファで抱き合い
熱いキスを交わしました。
羽毛布団が気持ちいいのか
娘の章子は起きる気配もなく
より一層深い眠りに落ちたようでした。