この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブホ遊び~求め合う男と女~
第3章 追い求める心
男の熱い視線を感じたのか、
フイにこちらを振り向いて
「私だけ裸にさせてズルいわ」と
蒼太にも早く素っ裸になれと催促した。
「あなたに脱がせて貰おうと
待っているんですよ」
そう告げると「甘えん坊さんね」と言いながら
ワイシャツに手を伸ばしてきた。
しかし、緊張しているのか
指が小刻みに震えて上手くボタンが外せない。
「慣れていないのかい?」
そう聞いて上げると
「出会ってすぐにこんな関係になるのって
初めてなので…」と正直に告白した。
「僕もですよ」
「嘘おっしゃい…すごく手慣れたリードだわ」
「あなたに気に入られたくって
必死なだけですよ」
「えっ?…」
「君が好きだ…」
「私もあなたが好みのタイプだから大好きよ」
二人のムードが変わった。
よそよそしさが消えて、
何度も肌を重ね合った恋人同士のように
甘い雰囲気に包まれた。
緊張していた指の震えがなくなり、
女はスムーズに蒼太を裸にしてゆく。
残るはトランクス一つとなったところで
まるで惜しむかのように
明子は蒼太の股間を見つめた。
トランクスの前開きからは
人並みのペニスが顔を除かせている。
それを愛しく明子は細い指で撫で上げた。