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ラブホ遊び~求め合う男と女~
第3章 追い求める心
『早く…早く頂戴!』
明子は思わずゴクリと
生唾を飲み込んでしまった。
まさか男には聞こえてはいなかっただろうが、
痴女と思われやしないだろうかと
赤面してしまった。
もうすぐオタマジャクシが
タップリと泳ぐ精液を
子宮に受け止めることが出来るわ…
咄嗟に安全日だなんて噓を言ってしまったので
少し後ろめたい…
なにせ、今日は排卵日ドンピシャなのだから。
妊娠が判明して不倫がバレても
彼には迷惑をかけるつもりはなかった。
不倫が理由で
夫から三行半を突きつけられてもかまわない。
一人で出産して苦労はしても
子供と一緒に
ひっそりと暮らしていければ
それでいいのだと明子は覚悟した。
「安全日だから、中に出してね」
自信に満ちた口調に
おそらくピルを飲んでいるのだろうと
蒼太は思った。
そうでなければ、いくら安全日とはいえ
見ず知らずの男に中だしを懇願するわけはない。
そうとわかれば
おもいっきり中で果ててやろうと
挿入前から蒼太の心は躍った。