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早熟桃の発情期
第9章 破瓜
そしてこの日も、拓斗と桃香は一緒に下校する。
「期末テストのこと、拓斗くんは真剣に考えてるの? 内申点は高校進学にも響くのよ」
桃香の口調は厳しい。
「いちおう家では勉強してるけど…」
拓斗が口ごもる。
「中間テストの学年順位はどうだったの?」
「92位」
「低い!」
「ごめんね」
「もっと頑張ってよ」
「桃香ちゃんは何位だったの?」
「5位よ」
「すごいね」
「頑張って勉強してるから」
「僕も頑張ったら、それくらいになれる?」
「分からない。 でも、拓斗くんには努力してほしい」
大人しい性格のはずの桃香だが、拓斗にだけはお節介を焼く。
「僕も学年5位になったら、セックスしてくれる? やっぱり僕は桃香ちゃんとセックスしたい」
「えッ?!」
「目の前に大きな褒美があったら、頑張れそうな気がする」
桃香は少し考えた後、拓斗に言った。
「いいよ。 拓斗くんが5位以内ならセックスしましょ」
学年92位の拓斗が、いきなり学年5位になれるはずは無いだろう。
でも、頑張ろうとしている拓斗の気持ちを折りたくない桃香だ。
「期末テストのこと、拓斗くんは真剣に考えてるの? 内申点は高校進学にも響くのよ」
桃香の口調は厳しい。
「いちおう家では勉強してるけど…」
拓斗が口ごもる。
「中間テストの学年順位はどうだったの?」
「92位」
「低い!」
「ごめんね」
「もっと頑張ってよ」
「桃香ちゃんは何位だったの?」
「5位よ」
「すごいね」
「頑張って勉強してるから」
「僕も頑張ったら、それくらいになれる?」
「分からない。 でも、拓斗くんには努力してほしい」
大人しい性格のはずの桃香だが、拓斗にだけはお節介を焼く。
「僕も学年5位になったら、セックスしてくれる? やっぱり僕は桃香ちゃんとセックスしたい」
「えッ?!」
「目の前に大きな褒美があったら、頑張れそうな気がする」
桃香は少し考えた後、拓斗に言った。
「いいよ。 拓斗くんが5位以内ならセックスしましょ」
学年92位の拓斗が、いきなり学年5位になれるはずは無いだろう。
でも、頑張ろうとしている拓斗の気持ちを折りたくない桃香だ。