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早熟桃の発情期
第13章 河川敷で
拓斗の母親は帰り、拓斗と桃香だけが残った。
グラウンドの脇で二人は話す。
グラウンドでは草野球が盛り上がっている。
「お母さんにあんな言い方しちゃ駄目よ」
桃香は拓斗を諭すような口調で言う。
優等生な桃香には、信じられないような暴言だった。
「うるさい! 桃香ちゃんには関係ないだろっ! そもそも、桃香ちゃんが母ちゃんと話していたのが悪いんだよ!」
むしゃくしゃした心が治まらない拓斗は、桃香に八つ当たりしてしまう。
「悪くないわよっ! 拓斗くんのお母さんは素敵な人よ! それなのに、あんな言い方…」
桃香の語気も強まる。
「桃香ちゃんには関係ない!」
意地になる拓斗。
「関係ないことない!」
「なんでだよ!」
「あ…えっと…」
急に桃香が黙り込む。
グラウンドの脇で二人は話す。
グラウンドでは草野球が盛り上がっている。
「お母さんにあんな言い方しちゃ駄目よ」
桃香は拓斗を諭すような口調で言う。
優等生な桃香には、信じられないような暴言だった。
「うるさい! 桃香ちゃんには関係ないだろっ! そもそも、桃香ちゃんが母ちゃんと話していたのが悪いんだよ!」
むしゃくしゃした心が治まらない拓斗は、桃香に八つ当たりしてしまう。
「悪くないわよっ! 拓斗くんのお母さんは素敵な人よ! それなのに、あんな言い方…」
桃香の語気も強まる。
「桃香ちゃんには関係ない!」
意地になる拓斗。
「関係ないことない!」
「なんでだよ!」
「あ…えっと…」
急に桃香が黙り込む。