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第13章 河川敷で

屋外でセックスするのは初めてだ。

「桃香ちゃんはショーツを脱いで。　それで橋桁に手を付いて、お尻を突き出すような感じで立って…」
ドキドキしながら拓斗が言う。

立ちバックでのセックスは、エロ漫画で見たことがある拓斗。

桃香は靴を履いたまま、ショーツを足から抜く。
そして拓斗の指示通り、コンクリートの橋桁に手を付き、大きなお尻を拓斗の方に向ける。

拓斗は桃香の背後に立って、桃香の膝丈ワンピーススカートを捲り上げる。
白くて丸いお尻が外気に晒される。

人通りのない橋の下だけれども、野外でこの体勢は桃香にとって恥ずかしすぎる。
生温かい風が橋の下を通り、桃香のお尻を撫でる。
桃香の心拍数がさらに上がる。

「早く挿れてよ」
桃香が言う。

桃香は早くセックスを終わらせたい。
こんな格好で長くいると、誰かがここを通るかもしれない。