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早熟桃の発情期
第3章 裸身
6月になった。

梅雨入りはまだだが、曇天が続く。
この日、3時間目が始まる頃には、雨が降ってきた。

体育の授業は体育館で跳び箱になった。

桃香は体育全般が嫌いだが、体操関連は特に苦手だ。
憂鬱な気分で、女子の列に並ぶ。

男子の跳び箱の上で、拓斗が華麗に前回りする。

「さすが拓斗くんね、すてきよね」
「でも、馬鹿っぽよ」
「そういう所が可愛いんでしょ」
女子たちが小声で話している。

運動が出来て、陽キャで、美少年系の顔立ちの拓斗は、女子たちからの人気が高い。

女子たちの会話を聞いて、桃香は妙な気分になる。
優越感に似た感覚かもしれない。

拓斗と桃香は一緒にオナニーをしたのだ。

誰にも言えない拓斗と桃香だけの秘密。

女子の列が進み、桃香の順番になる。

桃香にはとてもじゃないが、跳び箱で前転なんか出来ない。
普通の開脚飛びをする桃香。
でも、跳び箱の上で大きなお尻を付いてしまう。
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