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第5章 お口で

女性誌を読んで、フェラチオのことは学習済みの桃香だ。
そして、その女性誌に触発されて、桃香はフェラチオに興味を持ったのだ。

桃香は舌を突き出し、竿の裏側を舐め上げる。
女性誌に書かれていた通りのやり方だ。

「うッ！」
拓斗が切ない声を漏らす。

桃香の心が弾む。

そして桃香は拓斗に言う。
「私はフェラチオするの初めてだから、リクエストがあったら言ってね」

『フェラチオの初心者は、男性の指示を仰ぐ』
って女性誌に書かれていた通りの行動だ。

拓斗が無言でうなずく。

そして桃香は、亀頭の裏側の膨らみを、舌でチロチロと舐め回す。
拓斗が身悶えてるのが分かる。

拓斗のペニスの先端が透明な粘液を分泌する。
塩っぽくって、やや苦みのある不思議な味を、桃香の味蕾が捉える。