この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
早熟桃の発情期
第6章 絶頂
6月下旬になった。
梅雨が始まり、今日は雨。
プール授業は中止になり、3時間目は自習になった。
図書室の本棚の前で並ぶ桃香と拓斗。
『性的な刺激を与え続けると、急激に快感が高まり、絶頂に達します。 オルガズムとも呼びます。 男性の場合は、オルガズムのときに射精します。 女性の場合は、射精のような明瞭な現象はありませんが、オルガズムの快感は、男性の射精よりもはるかに大きいと言われています』
人体について書かれた分厚い本を、二人は一緒に読んでいる。
「私はまだオルガズムを知らないと思う」
桃香が拓斗に囁く。
「オナニーではオルガズムに達してないの?」
拓斗が小さな声で尋ねる。
クラスメート達もいる図書室だ。
大きな声で話せる内容ではない。
「たぶん達してない。だから、すごく興味ある」
桃香が答える。
桃香の身体はオルガズムを知らない。
オナニーのときは、飽きたり疲れたりしたらオナニーを終える。
梅雨が始まり、今日は雨。
プール授業は中止になり、3時間目は自習になった。
図書室の本棚の前で並ぶ桃香と拓斗。
『性的な刺激を与え続けると、急激に快感が高まり、絶頂に達します。 オルガズムとも呼びます。 男性の場合は、オルガズムのときに射精します。 女性の場合は、射精のような明瞭な現象はありませんが、オルガズムの快感は、男性の射精よりもはるかに大きいと言われています』
人体について書かれた分厚い本を、二人は一緒に読んでいる。
「私はまだオルガズムを知らないと思う」
桃香が拓斗に囁く。
「オナニーではオルガズムに達してないの?」
拓斗が小さな声で尋ねる。
クラスメート達もいる図書室だ。
大きな声で話せる内容ではない。
「たぶん達してない。だから、すごく興味ある」
桃香が答える。
桃香の身体はオルガズムを知らない。
オナニーのときは、飽きたり疲れたりしたらオナニーを終える。