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夜の蝶の物語
第2章 横暴な客
「ちょ、ちょっと!!
本番はダメって言ったじゃん!!」
ベッドをギシギシ揺らしながら
男はスミレの体を味わうように
涎でべちょべちょになるほど舌を這わした。
「うるせい!こんな仕事をしてるんだから
ほんとはお前だって
死ぬほどおまんこが好きなんだろ?
わかってるんだぜ!
その証拠にほら、
よく締め付けてくるじゃねえか」
スミレだって、
好きな男とのセックスなら
食事をすることさえ忘れ、
寝る暇をも惜しんでハメ合うのが好きだった。
でも、初対面の、
どこの馬の骨ともわからない男に挿入されても
気持ちいいとは思わなかった。
「なあ、どこに出して欲しい?
言ってみろよ、どこに出して欲しいんだよ!」
中出しだけは避けてもらいたかったので
「おっぱいに…おっぱいに出して下さい」
とお願いした。
「出すぞ!出すぞ!!」
男の腰の動きが激しくなる。
亀頭の先がマシンガンのように
子宮に打ち付けてくる。
さすがにこれほど激しいと
マグロ女になろうと決めていたスミレも
「あっ…あっ!」と声を漏らしてしまう。