この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜の蝶の物語
第2章 横暴な客
無意識にここに出して欲しいと自ら胸を揉み
おっぱいに白い花を咲かせることに興味を促す。
しかし、その思惑とは裏腹に
男は「逝く~っ!!」と呻いて
ペニスを抜くどころか深々とペニスを埋め込み
びくんビクンと下半身を痙攣させた。
次の瞬間、スミレの膣内に
熱いモノで満たされてゆく。
『中に出した?!』
この野郎、やってくれたじゃない!と
怒りで血が煮えたぎってきそうになる。
そんな怒りを押し殺して
「中に出しちゃったのね」と
とんでもなく困ったように言ってやった。
ペニスが萎れて膣圧に負けてズルリと抜けた。
男はハアハアと荒い呼吸をしながら
項垂れている。
中出しはおろか、
挿入はダメと言ったでしょと
男を詰ると、
先ほどまで高圧的な態度だったのが嘘のように
「ごめんよ、ごめんよ~っ!!」と
スミレの体を抱きしめて泣き始めた。
男の豹変ぶりにスミレは驚かなかった。
独り暮らしの
ずぼらな男にはこういうタイプが多い。
射精するまでは虚勢を張るが
射精してしまえば
素に戻って社会に馴染めない
情けない男は多かった。