この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜の蝶の物語
第4章 いたぶられる咲桜(さくら)

『若いっていいわね…』
リリーさんは
跳び跳ねるように事務所を出ていく
咲桜(さくら)さんを
羨望の眼差しで見送った。

咲桜(さくら)さんは
事務所きっての人気者だった。



送迎車に乗り込むや否や
咲桜(さくら)はショルダーバッグから

セーラムの箱を取り出し、
一本抜き取るとジッポーで火をつけた。


「いいんですか?咲桜さんは未成年でしょ?」

お堅い稲本がさりげなく咲桜に注意した。

「私、もう18だよ
おまんこだってバンバンするし、大人だよ?」


いや、そういう意味じゃなく…

稲本は言葉にするのもバカバカしくなって
口を閉ざした。


生活苦のためや借金返済のために
風俗に駆け込んでくる女は多い。

その反面、ペニスをしゃぶるのが好きで
実入りの良さに惹かれて
自分で飛び込んでくる女もいる。


咲桜(さくら)は完璧に後者のタイプだった。

ふう~っと紫煙を吐き出すと、
車内はたちまち白く靄った。

/69ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ