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夜の蝶の物語
第4章 いたぶられる咲桜(さくら)
「重装備ね」
過去に早漏の男が
亀頭への刺激を和らげるために
ゴムを二重にするということがあったので
てっきり竹島も早漏なのかと思いました。
「人気が大事な商売なものでね
下手して懐妊させたら
認知だの堕胎だのうるさいし
週刊誌にスッパ抜かれたら
人生が終わってしまうんでね
念には念を入れさせてもらうのさ」
二枚重ねに覆われたモノは
まるで玩具のディルドのように
肉質が消え失せていた。
大きく脚を開かれた状態で
縛られているものだから
本番禁止の建前があるものの、
絶対に挿入されるのは間違いないと思った。
幸いにもアイドルの竹島くんは
コンドームを二重装着しているので
妊娠させられる心配はなさそうで
その点だけは咲桜(さくら)は安心した。
「さて、突っ込ませてもらおうかな」
竹島はそう言うと
バッグからローションを取り出して
完全防備のペニスにローションを垂らしました。
『舐めてくれたらすぐ濡れるのに…』
なんだか濡れない女だと思われているのかなと
咲桜(さくら)はがっかりしました。