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女流作家~君を愛すればこそ~
第11章 雅彦と芳枝
『おいおい…芳枝の奴、
こんなに色っぽかったっけ?』
雅彦は芳枝の美貌と色気を再認識した。
それと共に、今すぐ芳枝を抱きたいと思った。
芳枝の体に覆い被さると
待ってましたとばかりに雅彦の体にしがみついた。
「どうした?ん?
やけに今日は欲しがるじゃねえか」
「排卵日なのかしら…
体が疼くのよ」
排卵日というのは嘘ではなかった。
なのに、あの准教授ときたら
おもいっきり中だしするんだもん…
万が一の保険じゃないけれど、
後々、ややこしいことにならぬように
雅彦ともセックスをしておかなきゃと
芳枝は思った。
『無精子症といっても、
2%は妊娠する可能性もありますし、
諦めないで下さいね』
不妊治療のドクターの声が脳裏に甦る。
『そうよ、あなただって
私を妊娠させる可能性があるんだからね』
芳枝はあっという間に雅彦を裸にすると
滾るペニスを深々と女陰に沈めた。
あの准教授に中だしされた後、
帰宅してシャワーで女性器を入念に洗ったけれど
万が一にもクンニをされて
男の痕跡に気づかれてはいけないと、
雅彦のペースにさせずに
すかさず男根を挿入させた。
いつもにも増して積極的な芳枝に
雅彦はあっという間に射精した。
これで妊娠してもどちらの子かわからないわと
芳枝はホッと安堵した。