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女流作家~君を愛すればこそ~
第5章 取材旅行へ
「もうやだ~、節子さん、
酔っぱらっているの?」
桐子は彼女なりのジョークだと思って
笑って彼女から離れようとした。
けれども、彼女の腕は
しっかりと桐子の腰を抱き、
離れようとする桐子を逃がさなかった。
「先生…次回作は
レズビアンの恋愛モノにしましょうよ」
冗談っぽく話す女史であったが
その目はまったく笑っていなかった。
そして再び顔を近づけてきてキスをしてきた。
「ちょ、ちょっとやめてください!
怒りますよ!」
そう言って拒んだが、
城島節子は執拗にキスをしてきた。
おまけに、ついには舌まで
桐子の口の中に忍び込ませたのだ。
「桐子先生…貴女が好きなの」
節子はブラウスの上から
桐子の豊満な胸をまさぐる。
「落ち着いて…、
ねえ今なら冗談でしたで済むわ」
そのように諭しても節子の行為は止まらない。
胸を揉みながら、腰に回した腕が下がり
桐子の尻を撫で始めたのだ。
「やめて!同性愛は好きじゃないの!」
逃げようと、もがく桐子を羽交い締めにして
そのまま二人してベッドに倒れこんだ。