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女流作家~君を愛すればこそ~
第1章 序章

桐子は襲われるなんて
思ってもいなかったから
バスローブの下はショーツ一枚だった。

バスローブの紐を解かれて前を開かれると
あっという間に
ショーツ一枚のセミヌードとなった。


「先生!僕は貴女の担当になったその日から
ずっと好きでした」

菱沼の唇と舌が
桐子の首筋を執拗に舐めたりキスをした。


「やめてください、大声を上げますよ!」

声を上げられたらヤバイと思ったのか、
菱沼はキスで桐子の唇を塞いだ。

力任せに菱沼の胸を叩き続けていたが、
やがて胸を殴打していた手は
菱沼の背中に廻り
きつく抱きしめていた。


『この人…上手だわ…』

桐子が書く小説に出てくる男と
同じようなキスを
菱沼は桐子に施した。


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