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女流作家~君を愛すればこそ~
第10章 別居生活

「で…私にどうしろと言うの?」

晃は節子の部屋に転がり込んでいた。

当事者の節子から、
なんとか上手く言い訳を取り繕ってくれたのなら、桐子だって聞く耳を持ってくれるに違いない。

「いいけど…
私、正直に話すわよ
あなたから誘ってきたことを…」

「いや、だからさあ、
あの時、君のバスタオルが落ちなければ
間違いなど起こさなかったんだしさ…」

何だか自分が何かを言い出せば
余計に変な方向に話が行ってしまう。

「まあ少し冷却期間を設ければどう?
あなたがここにいるのは私全然構わないんだから」

ここに晃が住み着いてくれたら
それこそ奪略愛ではないけれど
桐子から晃を奪う時間は
たっぷり出来ると目論んでいた。

「悪いな。
じゃあ、二,三日でいいから泊めてくれるかい?」

節子の言うように
少し時間を明けて
桐子が落ち着いてから話すのがいいと思った。

「で…今朝の車の中の続きなんだけど…」

男の味を知ってしまった節子は貪欲だった。

今朝、送って貰うときに
車中でモーションを掛けたが
断られたのを根に持っていた。

今回は泊めてあげるという
大義名分があるのだから
一宿一飯の恩義ではないけれど、
ちゃんと体で支払って貰おうと考えた。

「だから今は勘弁してくれよ
ほんとにもう色々あってクタクタなんだよ」

たとえ節子が一生懸命に舐めてくれたとしても
勃起はしないだろうなと思った。

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