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女性アイドルDJを犯す!
第7章 阿久津邸での一夜
「夏美、なんだいったいどうした?」
通話が繋がるといきなりスピーカーから
夏美の泣きじゃくる声がしてきた。
『ただ事じゃないな!』
樹は紗友里とのセックスを中断して
スマホを耳に押し当てた。
「夏美!泣いていたらわからないよ
いったい何があった!」
「先生が…息をしていないの!!」
ふざけるのもいい加減にしろと怒鳴りたかったが
夏美のわめき方が尋常ではなかったので
悪ふざけで電話をしてきたのではないと理解した。
「つ、つまり…死んじまったというのか?」
そう言いながら樹は自分の手が震えはじめていた。
『わかんない!息をしていないの!
ピクリとも動かないの!』
「わかった、まずは落ち着け
救急車だ、救急車を呼べ
そして救急車が来るまで心臓マッサージをしろ!」
『心臓マッサージが出来ないの!』
「見よう見まねでいい!
ドラマなどで見たことがあるだろ!」
樹は、夏美が
ちゃんとした心臓マッサージのやり方が
わからないと言っているのかと思った。
『違うの!手を後ろに縛られているから
心臓マッサージが出来ないの!!』
手を?縛られている?
「まさか、強盗でも押し入ったのか?」
『違うの…そういうプレイをしていたの…』
そう言うことか…
そうとなれば
公にすればスキャンダルになってしまう。
「すぐ行く!救急車はダメだ!
俺が行くまでじっとしてろ!」
樹は通話を切ると、八木に電話をかけた。