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女性アイドルDJを犯す!
第11章 新たな旅立ち
ああ…懐かしい白川さんの唇…
ラジオ局の控え室で
マネージャーの樹さんの目を盗んで
こうしてキスをしてくれたっけ…
「夏美…俺は今でもお前の事が…」
ううん。それ以上何も言わないで。
その先の言葉を聞いたら
私、きっと大泣きしちゃうから…
夏美は白川に台詞を言わせないように
舌を白川の口のなかに潜り込ませた。
「うぐっ…」
戸惑いながらも白川は夏美の舌を迎え入れた。
そして愛撫するかのように
舌を絡ませて、お互いの唾液をすすりあった。
やがて肩を抱いていた白川の手は
夏美の腰に降りて
セーターの裾を目繰り上げてきた。
「あん!冷たい!」
長時間、公園のベンチで座っていたものだから
白川の手は氷のように冷たかった。
「あっと!ごめんよ」
体をまさぐって欲しいのに
白川の手はスッと逃げていった。
「私の手も冷たいのよ」
ほら、と、夏美は白川の
ワイシャツのボタンを外して
その隙間から手を差し入れて白川の胸を撫でた。
「わおっ!!これは眠気がふっ飛んじまうな」
お互いの手を取り合って
早く温かくなれとばかりに
強く握りあった。
「私、体の芯まで冷えちゃった…」
「ああ、俺もだよ…
その、なんだ、
よかったら風呂に入って温もるかい?」
風呂に入るぞと、
強引に連れていってくれたらいいのに
白川さんったらわざわざ夏美にお伺いを立てた。