この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女性アイドルDJを犯す!
第11章 新たな旅立ち
「散らかっているけど…
さあ、どうぞ。空いてるスペースに座ってくれよ」
部屋に招かれ、
足を踏み入れて夏美は愕然とした。
独身男の部屋って、
こんなにも散らかっているものなのかしら。
白川がコーヒーを淹れている時間を利用して
夏美は座るスペースを確保するために
脱ぎ散らかしたシャツなどを洗濯機に投げ入れた。
『どうせなら洗ってあげよう…』
夏美は洗剤を投入すると
洗濯機のスイッチを入れた。
「あれ?洗濯してくれてるんだ?」
コーヒーカップを二つテーブルに置きながら
白川は嬉しそうに言った。
「なんとなく…放っておけなかったし…」
夏美は白川と向かい合ってテーブルの席についた。
辺りを見回すと、
掃除もしてあげたい気分になってくる。
「白川さんのお部屋って、
こんな感じだったんですね」
他愛ない会話をしている内に
もっとこの部屋に居たくなった。
「洗濯が終わって
干すまでここに居ていいですか?」
そう言うと白川の表情がパア~と明るくなり
「うん。いいよ。ゆっくりしていってよ
何なら泊まっていけばいい」
そう言った後に
大胆な事を言ってしまったと気づいたのか
白川は顔を真っ赤にしてうつむいた。
「そうだなあ~…
泊まっていっちゃおうかな」
そう答えると
どちらからともなく席を立って
二人は抱き合いキスをした。