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第11章 新たな旅立ち

「えっ？！いや、それは…」
まさかペニスに手を伸ばしてくるとは
思いもしなかったので白川は慌てた。
「凄いわ…白川さんのカチカチだわ」
握るだけでは飽きたらず
夏美は先ほどまで白川が自分でしていたように
ペニスをシコシコされた。
「夏美って…けっこう大胆なんだね…」
自分の行動に
白川が引いてしまったと感じた夏美は
「あ、ごめんなさい！」と
ペニスを握っていた手を離した。

「いや、いいんだよ」
そう言ってくれたものの
少し気まずくなって二人は押し黙った。
静寂を破ったのは白川の言葉だった。
「正直に言うよ…
俺、童貞じゃないけど
その、何て言うか、
プロの女性に卒業させて貰ったんだ…
で…後にも先にも女性とそう言うことをしたのは
それが最初で最後だったんで…」
いろんな男と関係を持ってきたであろう夏美を
自分では満足させてあげれないかもと
白川は自信なさげにそう言った。

「ごめんなさい…
私、確かに夢を追い求めて
そのためにはいろんな経験をしてきたわ
一つ一つ話せば
きっと貴方に嫌われるかもしれない」
私は汚れてしまった女なのよと
夏美は風呂から上がろうとした。

「違うんだ！」
立ち上がった夏美の手を取り
再び湯の中に戻した。