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女性アイドルDJを犯す!
第2章 敏腕ディレクター
CDデビュー出来るかもと樹が言ったので
夏美は目を輝かせて「ほんとですか?」と
聞き返した。
CDデビューは夏美の念願だった。
そんな嬉しいニュースを伝えているというのに、
樹の表情は暗かった。
「夏美ちゃん…CDデビューの為に、
どんなに嫌なことがあっても
乗り切るんだよ。いいね?」
と、なにか含みのある言い方で話した。
翌日も放送は快調だった。
CMの合間の白川とのアイコンタクトも
幸せだった。
CDデビューすれば
更に仕事が増えて忙しくなるだろう…
暇な時間など無くなり、
彼と電話で話せない日も
多くなるかもしれなかった。
彼と幸せな時間が欲しい…
でも、夢は追いかけたい…
夏美の心は揺れ動いていた。
『あれ?夏美ちゃん、
疲れてきたのかな?
表情に影があるじゃないか…』
調整室のガラス越しに
夏美の表情が暗くなったのを白川は感じていた。
と、その時だった。
プロデューサーの八木が
若手のディレクターを連れて部屋に入ってきた。