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夢の異邦人(エトランゼ)
第11章 同棲生活

ペニスを咥えて
数回だけ頭を振ると
淳一はスッと腰を引いて
有紀の口からペニスを抜いた。

「私、下手になった?」
いつもならタップリと舐めさせてくれるのに
拒むほど今夜は気持ちよくないのだろうか?

「逆だよ
俺、今すぐにでも逝っちまいそうなんだ
できれば有紀のおまんこに出させて欲しいな」

「うん、いいよ♪
今夜は安全日だから
おもいっきり中で出してもいいわよ」

「えっ?中だしオッケーかい?
そりゃ嬉しいなあ」

コンドームを着けて何度も中で終わっているのに
コンドーム無しがそんなに嬉しいのかしら?
出したときの快感は同じ何じゃないの?

ちょっぴりそんなことを思ったが
中にそのまま出されたらどんな感覚なのかしらと
有紀もまたワクワクし始めていた。

「じゃあ、入れさせてもらうね」

そう言うと淳一は体を重ねてきた。
体を密着させて腰だけをスライドさせて挿入してくる。
有紀はこの抱かれ方が好きだった。
体を密着させることで
何から何まで淳一と一つになれる気がした。

有紀に挿入すると淳一は激しく腰を振った。
いきなりのスピード全開だ。
「あん…淳一、激しすぎるぅ!」
いつもなら腰を動かしながらキスをしてくれるのに
この日の淳一は目を閉じて歯を食い縛りながら
一気に頂上へ駆け昇ろうとしているかのようだった。



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