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夢の異邦人(エトランゼ)
第11章 同棲生活
有紀はクルリと体を反転させて
テーブルの上のバッグに手を伸ばした。
そしてバッグから小袋を取り出す。
「おいおい、生でハメようぜ」
淳一の言葉を無視して有紀は小袋を破いて
中からピンク色のコンドームを引き抜いた。
「これがないと安心して楽しめないのよ」
安全日とわかっているけれど
やはり保険というか、
何度も生で中だしされるのはちょっと怖かった。
有紀は慣れた手付きでゴムをペニスに装着する。
愛する男の子供を宿したい欲望はあるけれど
今はまだ早い。
ゴムを装着してツヤツヤした光を放つペニスを
ゆっくりと女陰に埋めてゆく。
膣壁を割り込んでペニスがじわじわと子宮を目掛けてくる。
この時が一番気持ちいい。
愛する男と一つになる実感を噛み締めながら
有紀は腰を落としてゆく。
「ああ~ん…淳一のおちんちんが入ってくるぅ~」
「おちんちんなんて上品な言い方するなよ
友達と下ネタを話すときは
もっといやらしい言い方をしてるんだろ?」
「そうよ…いやらしい言い方をしてるわ
おちんちんのことをチンポって言ってるわ」
チンポと口に出して言うことが
こんなにもいやらしくて興奮するとは思わなかった。
一度言ってしまうと
土石流を止められないように
「チンポ好き!チンポ大好き!」と
卑猥な言葉を何度も口にした。