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夢の異邦人(エトランゼ)
第8章 翔との不倫
「何で僕がここにいるのに
ひとりの世界に浸ってるんだよ」
翔はそう言って有里の股間から
スッと手を引いた。
「ああ…ん、意地悪ね…
もう少しで逝けるところだったのにぃ」
「あんた一人で楽しんでんじゃねえよ」
翔はシャワーを有里にかけて
身体中のシャボンを流した。
同じように自分の股間にも湯をかけて
お互いに綺麗に汗をシャボンで流した。
「あんた、あんまりいいセックスをしてこなかったんだな?
今から本当のセックスを教えてやるよ」
バスルームを追い出されると
そのまま翔は有里をお姫様抱っこした。
このように抱きかかえられるのは初めてだったので
落とされやしないかと翔の首に腕を回してしがみついた。
「大事な宝物だから落とさないよ」
しがみつく有里を見下ろして
翔は優しく微笑んだ。
単なる不倫相手なのに
有里の胸は激しい鼓動でドキドキした。
宝物だと言ってもらえたことも
ますます翔に惚れ込んだ。
「ほら、セックスはベッドの上でお互いに気持ちよくならないとね」
有里をベッドに寝かせると、
そのまま翔は有里の体に覆い被さってきた。
有里の豊満なおっぱいが翔の厚い胸板に押し潰される。
その弾力を楽しむかのように
さらに体重をかけてきた。