この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
DOLL(愛しきラブドール)
第3章 誰も信じてくれない

その後、季実子さんは終始機嫌が悪かった。

渋る季実子さんを車に押し込んで
俺は先輩と季実子さんを
部屋に迎え入れることとなった。


部屋のドアを開けると
彼女は穏やかな微笑みを浮かべて
ソファに座っていた。


「おい!起きろ!お客さまだぞ」

少しだけ部屋が散らかっているが
今さらどうしようもない。

「さあ、どうぞ、俺の彼女を紹介します」

俺は先輩と季実子さんを招き入れた。



「おっ!洗ってやったんだな。
昨日より綺麗になってるじゃないか」

先輩はそう言って彼女の隣に
ドカッと腰を降ろした。


「西嶋くん、間違っていたらごめんなさい
もしかして、この人形があなたの言ってる彼女?」

状況を飲み込めないのか
季実子さんは呆然と立ちすくんで
彼女を眺めている。


「人形じゃないです!
彼女は生きているんです!」

失礼なことを言う女だとばかりに
俺は季実子さんを睨んで言ってやった。

/79ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ