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おうち時間
第1章 ベランダで
「夏海…?」

しばらくは手摺りに縋り付いて、動けなかった。
夏海の心臓はまだドクドクと速く大きく動いている。

「外でするの、いいな」

達哉がボソリと言って、夏海から離れる。
それから、すぐに戻って、夏海をぎゅっと抱きしめた。

「た…っちゃん…?」

達哉の胸に耳を当てると、小さな生き物のように心臓が動いているのが聞こえる。
達哉の体温と匂いに包まれて、少しずつ気持ちが落ち着いてきた。

「どう、だった?」
「……外、は…恥ずかしい……」

紅く火照った顔を見られたくなくて、夏海は達哉の胸に顔を押し付けた。

「気持ち良くなかった?」

達哉が夏海の白い首筋にちゅ、と口付ける。

「……よか、った…」

恥ずかしくて、認めたくなくて、でも、抗えずに最後まで受け入れてしまったのは、夏海自身だ。
その気持ち良さは、認めなくてはならない。

「夏海…お尻、すべすべだな」
「ひゃ…ら…った…っちゃ…」

達哉の大きな手のひらが夏海の剥き出しの尻を撫でる。
爽やかな初夏の風が、素肌に心地よい。

「まだ、シたいんだけど?」
「……ベ、ベッドじゃなきゃ、やだ…」

仕方ないなあ、と達哉が言って、夏海を横抱きにした。

「このまま続き、シようぜ」

夏海は自分の身体に、ぽっと熱が灯ったのを感じた。






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