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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
4 新製品
「何か最近あったのか」
「えっ、何もないけど…」
「いや、少しだけ変わったかなってさ」
「変わった……」
「ああ、なんとなくだが、前より明るくなった、いや、違うなぁ、可愛くなった…か」
「えぇ、可愛くなったぁ、部長こそ冗談が上手になったんですねぇ」
いつものホテルでのベッドでの会話である。
でも、可愛くなった、と言われて正直嬉しかった。
確かにわたしは変わった、いや、変わってきているのかもしれない…
あの蒼井美冴に対して持った嫉妬心を認識して苦悶し、散々と逡巡を繰り返した夜から、彼に対する愛情が更に深く増し、愛を再認識したと思っている。
そしてわたし自身の心のカドが少し丸くなった感じもしていた。
「あっ、んん…」
そんなことを考えていたら、彼の手がわたしの胸にバスローブの上から触れてきた。
なんだかんだはありながらも、わたし達の逢瀬の夜は相変わらずに週一回のローテーションは崩してはいなかった。
ただ、
「ねえ、ごめんなさい、今夜はダメになっちゃったの」
「えっ、そうなのか」
わたしは黙って頷いた。
そうなのだ、さっきシャワーを浴びていたら突然生理になってしまったのだ、まだあと二日は余裕があるとは思っていたのだが突然なってしまった。
「そうか、じゃあ、仕方がないな」
彼は内心盛り上がっていたのだろう、顔に落胆の色が見える。
本当にこの人は隠すのが下手なんだなぁ…
「生理じゃな…仕方ないな…」
本当に可愛くて堪らない。
「でもね、じゃーん」
わたしはバッグから、あるモノを取り出した。
「うん、なんだぁ」
彼はそれを見た瞬間に嬉しそうな、嬉々とした顔に変わった、そしてあのいやらしいフェチの目も。
それは新発売のガーターレスストッキングのパッケージであった。
要は太腿までのストッキングで、本来はガーターベルトで留めるのを、ノンガーターで太腿のストッパー部がシリコンになっており、肌と密着してストッキングを留める新発売の新型であった。
「実はね、帰りにデパートで見つけて、今日穿いてしようと買ってきたの」
「えっ、マジで…」
フェチな目の輝きが益々増してきている。
生理なのだが、この目に少し疼きを感じてきた。
「だからぁ、これを穿いて、あの、足コキを…」
「何か最近あったのか」
「えっ、何もないけど…」
「いや、少しだけ変わったかなってさ」
「変わった……」
「ああ、なんとなくだが、前より明るくなった、いや、違うなぁ、可愛くなった…か」
「えぇ、可愛くなったぁ、部長こそ冗談が上手になったんですねぇ」
いつものホテルでのベッドでの会話である。
でも、可愛くなった、と言われて正直嬉しかった。
確かにわたしは変わった、いや、変わってきているのかもしれない…
あの蒼井美冴に対して持った嫉妬心を認識して苦悶し、散々と逡巡を繰り返した夜から、彼に対する愛情が更に深く増し、愛を再認識したと思っている。
そしてわたし自身の心のカドが少し丸くなった感じもしていた。
「あっ、んん…」
そんなことを考えていたら、彼の手がわたしの胸にバスローブの上から触れてきた。
なんだかんだはありながらも、わたし達の逢瀬の夜は相変わらずに週一回のローテーションは崩してはいなかった。
ただ、
「ねえ、ごめんなさい、今夜はダメになっちゃったの」
「えっ、そうなのか」
わたしは黙って頷いた。
そうなのだ、さっきシャワーを浴びていたら突然生理になってしまったのだ、まだあと二日は余裕があるとは思っていたのだが突然なってしまった。
「そうか、じゃあ、仕方がないな」
彼は内心盛り上がっていたのだろう、顔に落胆の色が見える。
本当にこの人は隠すのが下手なんだなぁ…
「生理じゃな…仕方ないな…」
本当に可愛くて堪らない。
「でもね、じゃーん」
わたしはバッグから、あるモノを取り出した。
「うん、なんだぁ」
彼はそれを見た瞬間に嬉しそうな、嬉々とした顔に変わった、そしてあのいやらしいフェチの目も。
それは新発売のガーターレスストッキングのパッケージであった。
要は太腿までのストッキングで、本来はガーターベルトで留めるのを、ノンガーターで太腿のストッパー部がシリコンになっており、肌と密着してストッキングを留める新発売の新型であった。
「実はね、帰りにデパートで見つけて、今日穿いてしようと買ってきたの」
「えっ、マジで…」
フェチな目の輝きが益々増してきている。
生理なのだが、この目に少し疼きを感じてきた。
「だからぁ、これを穿いて、あの、足コキを…」