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シャイニーストッキング
第12章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

198 新しい朝(4)
もうわたし達には言葉はいらなかった…
こうして二人並んで肩を寄せ合い、露天風呂に入りながら昇ってくる雄大な朝日を眺めながら、これからの二人の新たな関係を、お互いのこの先の将来を、この朝日に誓うだけで良いのである…
なぜならば決して別れではないのだから…
新しい一歩なのだから…
目前に昇ってくる朝日は神々しかった。
なんとなく、わたしの心を昂ぶらせてくれるのだ。
そして勿論、この隣に居る和哉の事も、そして、自分の新たな明日からの事、生き方等々…
朝日を眺めながら考えていく。
「あらっ…」
すると、ふとカラダをお湯の中でズラしたら、太腿に硬いモノが当たったのだ。
「あ…、す、すいません…」
和哉が照れた顔で呟いた。
「もう、さすが若さだね」
わたしは本気で感心する。
「だけど…もう…しないよ…」
わたしは笑みを浮かべながらそう返す。
だけど…
もう…
しない…
これは…
これだけは最後だから…
『もうしない…』
これからの二人のケジメなのだから…
と、そう想いながら和哉の目を見つめる。
「あ…、はい、分かっます」
まるで、そんなわたしの想いが伝わったかの様に和哉は返事を返してきたのだ。
さすが和哉だ…
わたしはこの和哉の聡明さに心が惹かれ、魅かれたのだから…
あの五年前のあの時に、和哉がただのヤリたい盛りだけの17歳の高校生の男の子であったならば、わたしは関係を持たなかったのだと今でも思っている。
だけど、それまでに一緒にファミレスで仕事をしながら和哉という男の子の聡明さが伝わり、多分、心が揺れたのだと思うのだ。
つまりは、それからは男としても認め、好きになったのであり、その後の関係へと続いたのであった。
だから今も、わたしの想いをちゃんと理解してくれているのである…
再び、心が昂ぶってきた。
やっぱり和哉が好き、大好きだ…
「うーん…」
わたしはそう声を漏らし、そして和哉の顔を両手で覆い、引き寄せ、キスをする。
「あっ…」
「うふ…でも、キスは…、キスだけはするのだ…」
と、戯けて囁いた。
和哉が大好きだから…
もうわたし達には言葉はいらなかった…
こうして二人並んで肩を寄せ合い、露天風呂に入りながら昇ってくる雄大な朝日を眺めながら、これからの二人の新たな関係を、お互いのこの先の将来を、この朝日に誓うだけで良いのである…
なぜならば決して別れではないのだから…
新しい一歩なのだから…
目前に昇ってくる朝日は神々しかった。
なんとなく、わたしの心を昂ぶらせてくれるのだ。
そして勿論、この隣に居る和哉の事も、そして、自分の新たな明日からの事、生き方等々…
朝日を眺めながら考えていく。
「あらっ…」
すると、ふとカラダをお湯の中でズラしたら、太腿に硬いモノが当たったのだ。
「あ…、す、すいません…」
和哉が照れた顔で呟いた。
「もう、さすが若さだね」
わたしは本気で感心する。
「だけど…もう…しないよ…」
わたしは笑みを浮かべながらそう返す。
だけど…
もう…
しない…
これは…
これだけは最後だから…
『もうしない…』
これからの二人のケジメなのだから…
と、そう想いながら和哉の目を見つめる。
「あ…、はい、分かっます」
まるで、そんなわたしの想いが伝わったかの様に和哉は返事を返してきたのだ。
さすが和哉だ…
わたしはこの和哉の聡明さに心が惹かれ、魅かれたのだから…
あの五年前のあの時に、和哉がただのヤリたい盛りだけの17歳の高校生の男の子であったならば、わたしは関係を持たなかったのだと今でも思っている。
だけど、それまでに一緒にファミレスで仕事をしながら和哉という男の子の聡明さが伝わり、多分、心が揺れたのだと思うのだ。
つまりは、それからは男としても認め、好きになったのであり、その後の関係へと続いたのであった。
だから今も、わたしの想いをちゃんと理解してくれているのである…
再び、心が昂ぶってきた。
やっぱり和哉が好き、大好きだ…
「うーん…」
わたしはそう声を漏らし、そして和哉の顔を両手で覆い、引き寄せ、キスをする。
「あっ…」
「うふ…でも、キスは…、キスだけはするのだ…」
と、戯けて囁いた。
和哉が大好きだから…

