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シャイニーストッキング
第12章 絡まるストッキング6      和哉と美冴2
 216 唇の魅惑

「あっ、うっ、ヤッ、かっ、イクっ、あっ、っくっ、っくうぅぅぅぅ……」

 そして美冴さんは僕のカラダを両腕、両脚できつく締め上げ、全身を震わせ、絶頂の悲鳴を上げてきた。
 そんな喘ぎの悲鳴を消すかの様に僕は美冴さんの唇に自らの唇を押し付け、そして吸い、舌先を割り込ませていく。

 その絶頂の悲鳴とも取れる様な喘ぎ声を発してくる唇をふと見た瞬間に、なぜか、その唇を吸いたくなってしまったのだ。
 この艶々な、柔らかそうな唇を吸いたい衝動が突然起こったのである。

 美冴さんの唇の魅惑に魅了されていた…

「っくうぅぅぅ…む、むぅぅ……」
 美冴さんの絶頂の叫びを自らの唇で塞ぎ、唇を、舌先を、唾液を吸う。

「む、はぁ、うっ、っくっうぅ……」
 喘ぎながら舌先を吸われ僕のカラダを締め付けながら、美冴さんは絶頂の震えを起こしていく。
 僕はそんな美冴さんの締め付けてくる弱々しい腕と脚の力に快感を感じながらむも休まずに腰を振り、打ち込み続けていくのだ。

「んはぁっ……っくうぅぅ…む……」
 美冴さんは絶頂感の快感に狂ったように喘ぎ声を上げ、身悶えをしてくる、だが僕は構わずに腰を打ち込み続けながら唇を吸い、舌先を貪り、甘い唾液を味わっていく。

 この唇を…

 舌の感触を…

 甘い唾液を…
 心に刻み込み、記憶するんだ。

 そして絶頂感により全身を湿らせてくる美冴さんの甘い汗の体臭の匂いも記憶するんだ…

 この僕の腕の中で淫靡に、淫らに、身悶えし、喘いでいる美冴さんの全てを心に刻み、記憶する。

「はっ、はっ、はっ、ふっ、ふっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「むっ、んっ、ああぁぁぁ………」

 そして僕はまだまだ腰を振り、チンポを子宮の奥を破るかの勢いで貫いていく。

 一昨夜から数え切れない程に射精をしていたのである、例えこの愛しい美冴さんに対して感極まった昂ぶりを感じていても、さすがにまだまだ射精感はせり上がってはこないのである。

「…んはぁっ、か、かずやっ…」

 そしてそんな僕の貫きの動きに美冴さんは、狂ったかの様な喘ぎの叫びを上げていた…




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