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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 23 熱い夜 ③

 私は後ろから、グッと自らの怒張をねじ込んだ。

 「あっ、あぁん、いいっ、あぁ」
 挿入った途端に激しい歓喜の悲鳴を上げる。
 
 「ふっ、ふっ、ふっ…」
 私はバックから彼女に激しく腰を打ちつけていく。

 ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ…
 腰の打ちつける動きに合わせるかのように、溢れかえった蜜で湿った音が鳴り響く。

 「ああっ、あ、あん、ああっ」

 「ふっ、ふっ、ふっ」
 
 ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ…

 淫靡な声、淫らな音が、部屋の中に鳴り響いていく。

 この後ろからの攻めは、雄の征服感が湧いてくるので、私の好きな体位であった。

 「ほら、ゆかり、感じろ、もっと感じろ」

 「ああっ、う、いい、あんっ」
 私がそう言葉に発すると、彼女は更に淫らに喘ぎ、身悶えをし、快感に首を振って髪を振り乱す。

 なにがあったんだ、またこんなゆかりもたまらないけど…

 そしてついに彼女に絶頂が近づいてきたようだ。

 「ダ、ダメっ、やだっ」
 更に髪を振り乱す。
 
 「あんっ、ダメッ、浩一さんっ、イ、イッちゃう…」
 私は腰のピッチを上げていく。

 「あっ……、イクぅ、イッ…」

 全身を激しく震わせ、汗を吹き出し、髪を振り乱し、声にならない愉悦な声を上げて彼女は絶頂を迎える。

 「あっ、あぁぁぁ………」

 その絶頂の様子を見ながら腰の動きを止めた、そしていつものようにゆっくりと抜いていこうと腰を引くと、スッと彼女の手が私の腰に触れ、
 
 「ダメ、まだ…」
 絶頂感に濡れた瞳が、まだ抜かないで、と言ってきたのだ。

 「あ、うん…」
 そして挿入れたままに、ゆっくりとカラダを倒し、彼女を抱きながら共に横向きに寝た体勢となった。

 「はぁ、はぁ、はぁ…」

 私の腹側と、彼女の背中側が密着し、彼女のシャンプーの香りが、胸の昂ぶっている鼓動が、汗が、体温が伝わってくる。
 それにまだ挿入れたままだから、彼女の膣内が微妙に蠢いているのを感じ、またそれが気持ちよい。
 そして絡めている私の足に、彼女の穿いている太股までのガーターレスストッキングのザラザラとしたナイロン繊維の感触が伝わり心地よかった。

 彼女は不意に首を捻り、キスをしてきた。

 「大好き…」

 まだまだゆかりの欲情は続いているようだ、熱い夜は終わらない…



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