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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 30 目の呟き

 そういえば、この前新事業のスタッフの人選をするようなことを言っていたな…

 まだ挿入れたままに、二人共に横向きでゆかりを後ろから抱き締めながらそう考えていた。
 
 だが、まだ自分はイッてはいない、射精をしていないのだ、しかも自らのモノはまだ彼女の中でズキズキと脈打ったままなのである。
 そして膣の中が微妙にそれに反応してなのか僅かに蠕動の蠢きをして、まるで私のモノを包み込んでいるみたいだ。
 だが、こうして彼女を後ろから抱き締めている密着感もすごく気持ちよいのだが、そろそろ私もいつものように、この余韻のままに口でイカせてもらいたくなっていた。
 そして私はいつものように彼女から引き抜こうと、ゆっくりと腰を引き始めたのだ。
 すると、スッと彼女の手が触れて再び腰の動きを制してきた。

 えっ、まさか…

 そう、まさかであった。
 彼女は顔を捩り、私を見つめ、

 まだ…、まだ続けて…

  と、妖しい、淫靡な濡れた目でそう語り掛けてきたのだ。

 そうなのか、そこまで淫れたいのか…

 私は彼女のその目に黙って頷いて応えた。

 すると彼女は繫がったままに、ソレが抜けないようにゆっくりとカラダを動かしてきて、体勢を入れ換え、ガーターレスストッキングを纏った両脚を私の腰に絡め付け、正常位という体位に整えてきたのだ。

 そして再びあの目で、ジッと私を見つめ、

    して…

     と、唇で呟いてきたのだ。 

 そうなのか…

 私はその目に、唇に、ドキッと心が震えてしまう。
 そしてその唇の動きとほぼ同時に、腰を動かし、子宮の奥めがけて打ちつけた。

 見つめてくる彼女の目が、もっと、もっと、と訴えてくるのだ。
 もっと、もっと、グチャグチャにして、と誘ってくるのだ。

 私はそんな彼女の目に心が奪われてしまったかのように、一心不乱に腰を打ちつけていく。
 
 はあ、はあ、はあ…
 
 だが、ゆかりの絶頂の昂ぶりの喘ぎと共に、私も射精感が限界まで昂まってきていた。
 
 まずい、このままでは、漏らしてしまう…

 「中でっ、わたしの中でっ…」

 「い、いいのかっ」

 その声に導かれたかのように、無意識に腰の動きが早くなり、いよいよ私も限界が近づいてきたのだ。

 「あぁ、いい、いいの、中でっ……」

 彼女が叫ぶ…
 



 
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