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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 40 蒼井美冴 ⑥

    かずや、和哉…

 とても眠れそうにはなかったのだが明日も仕事がある、そう思い仕方なくシャワーを浴び、明日に備えてベッドに入ったのはもう深夜を過ぎていた。
 その間もずっと当時の高2の和哉の顔が脳裏から離れずに、私はそんな過去の記憶の海の底に沈み込み、窒息してしまうのではないかという位に息苦しさを感じていたのだ。

    かずや、和哉…

 寝酒にと飲んだ赤ワインがかえって逆効果となり、更に昂ぶりが増してくるようであった。
 そしてその赤ワインのほのかな酔いの昂ぶりが胸の騒めきとも相まって、和哉とのあのことを思い浮かべさせてくる。

 河川敷での初めての逢瀬

 ラブホテルでの初めてのセックス

 それからの二人の抑え切れなくなった衝動…
 と、脳裏に次から次へと浮かんきていた。
 そしていつしか子宮の奥が疼き始めてきたのだ。

   ああ…、和哉…

 無意識に手が乳房に触れる、と、その途端からズキズキと痛いくらいに子宮の疼きが増してきた。

 あ…、濡れてる…

 指先が子宮の疼きに導かれ、疼きの源へと誘われる。

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ

 思考は完全に子宮の疼きに、そして和哉との想い出に支配されていく。

 あ、あぁぁ…

 指先で自らのクリトリスを弄る。
 
 こんなになったのは…

 こんなに疼き、濡らしたのはいつ以来だろうか、そう想いながらクリトリスを弄っていく。

 ああっ…

 私はクリトリスが一番感じるのだ、このクリトリスから子宮に響く快感が一番感じるのだ。

 クリトリスからの電流のような痺れる快感に浸りながら、和哉にクリトリスの弄り方を教えた夜が浮かんでくる。

 乳房と乳首を弄りながら、和哉に乳房への愛撫の強弱を教えた夜が浮かんでくる。

 自らの指先を二本挿入れ、膣の中の感じる掻き回し方を教えた夜が浮かんでくる。

 ああ、キスがしたい

 唇の柔らかい感触が欲しい

 舌を絡め、唾液を交わし、吸い合いたい

 浮かんでくる初めてキスをした彼のあの顔が、あのやや戸惑い気味なあの目が…

       …あっ

 突然、和哉との想いの思考の中に、あの昼間の、鉄の女、佐々木課長のあの目が急に浮かんできたのだ。

   あっ、あの目だっ…

 面談の最後の頃に見せたあの不思議な目の光りだ…



 

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