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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 41 蒼井美冴 ⑦

 和哉との想いと、赤ワインの酔いの昂ぶりが相まって子宮がズキズキと疼き、私は久しぶりに指先で自らを慰めてしまう。
 脳裏には5年前の高2の和哉の顔を浮かべ、当時の逢瀬を想い出し、快感を昂ぶらせていった。
 と、突然であった、そんな昂ぶりの思考の和哉の戸惑いの目のイメージの中に、あの昼間の佐々木課長のあの目が急にダブって浮かんできたのだ。

 あっ、あの目だっ 
 面談の最後の頃に見せたあの不思議な目の光りだ…

 「あぁ…」
 私は戸惑いと快感の昂ぶりの声を漏らしてしまう。

 そうなのか、あの目は昔見た和哉の戸惑いに似た目なのか…

 すると脳裏の和哉の顔が消え、スーっと佐々木課長のあの綺麗な顔と不思議な光りのあの目が浮かび上がってきたのだ。

 あ…佐々木課長…

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ

 彼女の顔を浮かべた途端に更に子宮の疼きが激しくなってきた、そしてその疼きに誘われるかのようにクリトリスを弄る指先の動きは止められずに、ますます強くなっていく。

 「あ、んん…」

 ああ、やだ、指が、指が止められない

 き、気持ちいい

 ああ、やばい…

 そうやばいのだ、子宮の疼きに支配された私の思考が、同性である佐々木課長のあの綺麗な顔を浮かべて止まないのである。
 そして私は、彼女のあの綺麗な理知的な顔をイメージし、あの目の不思議な光に誘われ、自らを慰める指先が止まらないのだ。

 「あ、や、やだ…」

 ズキ、ズキ、ズキン、ズキン

 子宮の快感の疼きがどんどんと激しくなっていく。

 ああ、やばい、このままじゃ…

 「んん…あ、あぁぁ…」

 やばい、佐々木課長の顔…で、イキそう…

 彼女の顔が、目が、浮かぶ…

 「んんん…」

 子宮の奥から絶頂の昂ぶりがせり上がってくる。
 
 「あ、あぁぁ…」
 指先のクリトリス弄りが止まらずに、ズキン、ズキンと子宮に快感の電流を流していくようであった。

 あ、あぁ、イク、イッちゃいそうぅ…

 とうとうクリトリス弄りだげでは物足らず、左手の指先二本をアソコに挿入れて掻き回す。

 「あっ……」
 愉悦の声を叫びそうになり、思わず自ら枕に口元を押しつけ、叫びを押し殺す。

 そして全身から汗が快感と共に溢れ出し、カラダを震わせ、ついに絶頂感の波が子宮の奥から迫り上がってきた…
 


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