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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 45 蒼井美冴 ⑪

 ああ、どうしよう…

 私は突然の彼女のキスに動揺してしまい、動けないでいた。
 すると、無抵抗な私の肩を引き寄せ、彼女の舌先が唇を割って入ってきたのだ。

 ええっ、あ…

 私はその舌先のヌメッとした感触に少し驚いてしまっていた。 

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ

 その触れ合う互いの舌の感触や、流れ込んでくる彼女の唾液の甘さに、心が痺れてくるような感覚、いや、快感を感じていたのだ。
 そして私達はキスをしながらこの満天の星空に流れる天の川銀河に融けていった。

 その後、その時のキスの衝撃的な快感が忘れられなくて、私達は二人だけの時間をできるだけ作るようになり、キスの快感に溺れていったのだ。
 私の家、彼女の家と、お互い日中は両親が働きに出て居らず、交互に部屋で過ごすようになっていった。
 そして二人の関係がキスだけではなくなるのにはそれ程に時間は掛からなかったのだ。
 
 「あ…、キーちゃん、ダ、ダメ…」
 彼女の手が胸に触れてくる。
  
 「ミー先輩、かわいい…」
 二人の抱擁の時だけは、先輩後輩は逆転し、常に彼女主導になっていた。
 
 キスの快感に溺れ、カラダを彼女に預け、昂ぶりに力が抜けてしまい、為すがままになっていたのだ。
 
 「あ、ダ、ダメ、そこは…やん…」

 ついに彼女の指先が、熱いアソコに触れてきたのだ。
 
 「ミー先輩、凄く濡れてる…」
   
 「あぁ、イヤ、恥ずかしい…」

 ぐしょぐしょに濡れた割れ目を指先でなぞり、合わさっているヒダに割って入り、クリトリスに触れて弄ってくる。

 「あんっ、ダメっ、イヤん…」
 私はその快感にたまらず身悶えしてしまうのだ。
 
 「ミー先輩はここ、凄く感じるんですよねぇ…」

 「あ、そんな、イヤ…」

 そうなのだ、実はクリトリス弄りの自慰、オナニーは中学3年位からしていたのだ。
 勉強に行き詰まった時、足首を怪我して走れなくなった時、等々、ストレスが溜まったある時に、たまたま偶然何かの拍子にクリトリス弄りの自慰を覚えてしまい、それ以来止められずにいたのであった。

 「ああっ、ダメぇ、んん」
 指先でのクリトリス弄りの快感がたまらなかった。

 ただ私達は熱い抱擁のキスと、この指での互いのクリトリスを弄る快感だけで止まっていた、いや、止めていたのだ…





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