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シャイニーストッキング
第13章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一

248 自業自得…
なぜならゆかりは、私自身もこの帰省中の間に逢いたくて悶々としている…
と、思っている筈だからである。
だから、この私に申し訳なくて、直接話し辛くてメールにしたのだ…
そう思われる。
いや、そうに違いない…
こんな嫉妬みたいな想いが湧くなんて…
今度はそうも思い始めてきていた。
まるで10代、20代前半の若くて自信が全く無かった昔の頃みたいじゃないか…
そう騒つく思いを考えた時である。
あっ…
そうか…
自業自得なのか…
と、突然、そんな思い、想いが浮かんできたのだ。
そうだよ、そうだ…
そう、こんな嫉妬みたいな思いが湧くという事は、全くの自業自得なんだ…
自分が今回の帰省中の時間に、確かに偶然で思いもよらない流れであるとはいえ、青春時代の忘れられ得ない、大切で重要な存在であったきよっぺとノンという二人の元カノに、一時とはいえ心を奪われてしまう程に昔の想いを再燃してしまい、愛し、抱いてしまった…
と、いう事実の裏返しが、そんなゆかりに対してのあり得ない嫉妬心みたいなモノを抱いてしまう、いや、しまった要因であり、原因なのである。
自分がそうしたから、ゆかりも…
なんて思ってしまったのだ。
ゆかりに限って…
ゆかりがそんな他の男となんて…
そんなザワザワな騒めきの想いが止まらない…
ブ、ブ、ブ、ブ…
そんな自業自得な不惑な想いに陥っていると、律子からもメールの着信がきたのだ。
あ、律子からもメールだ…
不惑な想いのザワザワが、追い打ちを掛けてくる。
なんだろうか、なぜ、今日に限って律子もメールなんだろう…
ただの偶然なのだろうが、自分の後ろめたさの不惑な想いがこうしてザワザワと騒めかせてくるのだと思われるのだ。
そして不惑と共に罪悪感も…
こんなんじやダメだな、全然、尖っていない、いや、尖れていない…
『ホテルの部屋は8012号室です』
律子からのメールにはそう記されていた。
その律子のメールに『了解』と、返信をする。
そしてゆかりのメールにも…
『了解』とだけ返信をした。
果たしてゆかりは、この二文字の返信メールからどう私の想いを捉えるのであろうか?…
なぜならゆかりは、私自身もこの帰省中の間に逢いたくて悶々としている…
と、思っている筈だからである。
だから、この私に申し訳なくて、直接話し辛くてメールにしたのだ…
そう思われる。
いや、そうに違いない…
こんな嫉妬みたいな想いが湧くなんて…
今度はそうも思い始めてきていた。
まるで10代、20代前半の若くて自信が全く無かった昔の頃みたいじゃないか…
そう騒つく思いを考えた時である。
あっ…
そうか…
自業自得なのか…
と、突然、そんな思い、想いが浮かんできたのだ。
そうだよ、そうだ…
そう、こんな嫉妬みたいな思いが湧くという事は、全くの自業自得なんだ…
自分が今回の帰省中の時間に、確かに偶然で思いもよらない流れであるとはいえ、青春時代の忘れられ得ない、大切で重要な存在であったきよっぺとノンという二人の元カノに、一時とはいえ心を奪われてしまう程に昔の想いを再燃してしまい、愛し、抱いてしまった…
と、いう事実の裏返しが、そんなゆかりに対してのあり得ない嫉妬心みたいなモノを抱いてしまう、いや、しまった要因であり、原因なのである。
自分がそうしたから、ゆかりも…
なんて思ってしまったのだ。
ゆかりに限って…
ゆかりがそんな他の男となんて…
そんなザワザワな騒めきの想いが止まらない…
ブ、ブ、ブ、ブ…
そんな自業自得な不惑な想いに陥っていると、律子からもメールの着信がきたのだ。
あ、律子からもメールだ…
不惑な想いのザワザワが、追い打ちを掛けてくる。
なんだろうか、なぜ、今日に限って律子もメールなんだろう…
ただの偶然なのだろうが、自分の後ろめたさの不惑な想いがこうしてザワザワと騒めかせてくるのだと思われるのだ。
そして不惑と共に罪悪感も…
こんなんじやダメだな、全然、尖っていない、いや、尖れていない…
『ホテルの部屋は8012号室です』
律子からのメールにはそう記されていた。
その律子のメールに『了解』と、返信をする。
そしてゆかりのメールにも…
『了解』とだけ返信をした。
果たしてゆかりは、この二文字の返信メールからどう私の想いを捉えるのであろうか?…

