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シャイニーストッキング
第13章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一

254 昔も、今も…
「ほら、このりっこさんと同じ目だった様なぁ…」
しかし、ノンはそこまで話しをしてハッとした顔をしたのだ。
そして…
「あっ、りっこさんごめんなさい、つい、わたし調子に乗っちゃて、余計な事ばかり話し過ぎちゃったわ…」
と、慌てて謝ってきたのである。
「えっ、そんなぁ、ノンさん、全然気にしてないですからぁ…」
今度は律子が慌ててそう返してきた。
「あぁ、ごめんなさいねぇ…
オバさんはホントおしゃべりでさぁ…」
「ええ、本当に全然気にしてませんからぁ…
逆に…」
すると律子はそう言ってきた。
逆に…って?
「逆に、昔も凄くモテてたんだなぁって感心していたくらいですからぁ…」
「そう…
そうなのぉ、それならよかったけど…」
と、ノンはホッとした顔になって呟く。
「あ、え、昔もって?」
そしてノンは直ぐに訊き返してくる。
「はい、今も凄いモテモテなんですよぉ、このこっぺおじちゃんはぁ…」
と、律子はそう茶化し気味に言ってきたのである。
「お、おい…」
なんとなくそう律子に言われて気恥ずかしかった。
「ふうぅん、やっぱりぃ、今もモテモテなんだぁ…
昔もモテモテだったからなぁ…」
ノンはそう昔を想い返しているかの様な顔をしながら呟いてくる。
「はい、そうなんです、悔しいくらいに…」
そして律子はそう言ってきた。
あれ、いつの間にか、この二人に誉められているみたいだぞ…
「そんなに今もモテモテなのぉ?」
「はい、そうなんですよぉ…」
「ちょっとさぁ、りっこさん、その辺りのお話し教えてよぉ」
すると少しオバさん気味にノンは食い付いてきたのだ。
「お、おい…」
私は、そんな二人の話しを一度止めようと声を掛けると、ノンに睨まれ…
「こっぺは、黙って食べて、飲んでなさい」
そう言われてしまう。
「こんなに素敵で綺麗なりっこさんがいるにぃっ」
とも続けてきた。
そんなノンの言葉に私は二の句を付けられなかった…
なぜなら、そんなノンの言葉が重く、私の心に響いてきたからである。
こんなに素敵なりっこさんがいるのに…
きよっぺやわたしにフラフラして…
全てをお見通しのノンの、そんな心の言葉が聞こえてきていたのだ。
「ほら、このりっこさんと同じ目だった様なぁ…」
しかし、ノンはそこまで話しをしてハッとした顔をしたのだ。
そして…
「あっ、りっこさんごめんなさい、つい、わたし調子に乗っちゃて、余計な事ばかり話し過ぎちゃったわ…」
と、慌てて謝ってきたのである。
「えっ、そんなぁ、ノンさん、全然気にしてないですからぁ…」
今度は律子が慌ててそう返してきた。
「あぁ、ごめんなさいねぇ…
オバさんはホントおしゃべりでさぁ…」
「ええ、本当に全然気にしてませんからぁ…
逆に…」
すると律子はそう言ってきた。
逆に…って?
「逆に、昔も凄くモテてたんだなぁって感心していたくらいですからぁ…」
「そう…
そうなのぉ、それならよかったけど…」
と、ノンはホッとした顔になって呟く。
「あ、え、昔もって?」
そしてノンは直ぐに訊き返してくる。
「はい、今も凄いモテモテなんですよぉ、このこっぺおじちゃんはぁ…」
と、律子はそう茶化し気味に言ってきたのである。
「お、おい…」
なんとなくそう律子に言われて気恥ずかしかった。
「ふうぅん、やっぱりぃ、今もモテモテなんだぁ…
昔もモテモテだったからなぁ…」
ノンはそう昔を想い返しているかの様な顔をしながら呟いてくる。
「はい、そうなんです、悔しいくらいに…」
そして律子はそう言ってきた。
あれ、いつの間にか、この二人に誉められているみたいだぞ…
「そんなに今もモテモテなのぉ?」
「はい、そうなんですよぉ…」
「ちょっとさぁ、りっこさん、その辺りのお話し教えてよぉ」
すると少しオバさん気味にノンは食い付いてきたのだ。
「お、おい…」
私は、そんな二人の話しを一度止めようと声を掛けると、ノンに睨まれ…
「こっぺは、黙って食べて、飲んでなさい」
そう言われてしまう。
「こんなに素敵で綺麗なりっこさんがいるにぃっ」
とも続けてきた。
そんなノンの言葉に私は二の句を付けられなかった…
なぜなら、そんなノンの言葉が重く、私の心に響いてきたからである。
こんなに素敵なりっこさんがいるのに…
きよっぺやわたしにフラフラして…
全てをお見通しのノンの、そんな心の言葉が聞こえてきていたのだ。

